こんにちは。マッピング協会コミュニケーション担当 misaです。
今回ご紹介するのは、
中世から町や文化をつないできたドイツの古道「ヘルヴェーク」を舞台に開催される光のイベントです。
歴史ある街道が「光の道」としてよみがえり、
都市空間や人々の日常を彩る光アートの祭典が、この秋、華やかに展開されます。
HELLWEG – ein LICHTWEG(ヘルヴェーク ― 光の道)
開催期間:2025年10月4日~25日
🗺️ ヘルヴェークとは?
「ヘルヴェーク(Hellweg)」は、ドイツ西部のルール地方からヘッセン州へ続く古道。
中世には「塩の道」と呼ばれ、商人や巡礼者が行き交い、沿道に町や市場が栄えました。
現在もドルトムントやウンナ、ゾースト、パーダーボルンを結び、街道文化を今に伝えています。
🌙 Night of Light Art — 光の夜
「HELLWEG – ein LICHTWEG」の中心プログラムとなる「Night of Light Art(光の夜)」。
光を芸術言語として捉え、多声的かつ実験的な作品が並び、歴史と未来をつなぎます。
参加都市:Ahlen/Bergkamen/Bönen/Fröndenberg/Hamm/Lippstadt/Schwerte/Soest/Unna
見どころ:常設作品50点に加え、新作インスタレーションが街全体を彩り、都市そのものが光の美術館に変わります。
プログラム:ガイド付きバスツアー、映画上映、アーティストトーク、光と音のパフォーマンスなど多彩な企画が用意されています。
🏰 沿道の歴史ある町も魅力
せっかくドイツまできたら、光のイベントを楽しむと同時に、周辺観光を旅の目的に入れるのもおすすめ。
ドルトムント(Dortmund):ビール文化と現代建築が共存する都市。サッカーファンにはBVBミュージアムも。
ウンナ(Unna):世界的に知られる「国際光の芸術センター」があり、光アートの拠点。
ゾースト(Soest):中世の街並みが美しく残り、緑色の砂岩で造られた教会群は必見。
パーダーボルン(Paderborn):大聖堂やカール大帝ゆかりの史跡が残る古都。
列車やバスでの移動も便利で、街歩きと光の体験を同時に楽しめます。
💡 今年のテーマ
「Where light touches silence – Urban Glow(光が沈黙に触れる場所 ― 都市の輝き)」。
古道が現代の光アートによって再び“文化の道”として輝き出す姿は必見です。
HELLWEG – ein LICHTWEGは、歴史とアートを同時に体感できる特別な機会。
秋のドイツで、光と歴史に包まれる時間を過ごしてみませんか?
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