前回の記事でChatGPTに画像生成機能の進化についてお届けしました。SNSではあまりにクオリティが高すぎる画像出力に、出力された画像の著作権について疑問視する声も出てきています。そこで今回はAIが生成した〇〇風イラストの著作権の扱いについて、法的根拠を明確にしながら解説していきます。著作権法の基本原則 - アイデア・表現二分論法的根拠と解釈著作権法の世界では「アイデア・表現二分論」という重要な原則があります。これは、「アイデアやスタイル自体は保護されず、具体的な表現のみが著作権で保護される」という考え方です。日本における法的根拠:著作権法第2条第1項第1号:著作物を「思想又は感情を創作的に表現したもの」と定義文化庁「AIと著作権に関する考え方について」(令和6年3月15日):作風・画風は一般的にアイデアの範疇であり保護対象外であることを明記米国における法的根拠:米国著作権法第102条(b):アイデア・表現二分論を明文化裁判例:特定の表現手法や「スタイル」自体は著作権で保護されないと
【11/22(土) 開催】 実例でプロセスを学ぶ !After Effectsを使用したプロジェクションマッピング・オープニング映像制作講座