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「どうやったら認知って広がるの?」広報担当者が広報の基本の”キ”を語ってみた。

こんにちは。新しい広報担当の羽深(はぶか)と申します。

まだ不慣れで右往左往しておりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

はじめにさらっと自己紹介をいたします。

長いこと個人でPR・マーケティングの仕事に携わっており、それ以前は広告制作会社のコピーライター、ファッションや政府事業関連の広報を担当。カオス環境に揉まれて気が付けば雑草のようなバイタリティを身につけていました。

千葉県は浦安市で育ち、あの有名テーマパークのお膝元で長く暮らしています。

おかげで小さい頃から光のショーに慣れ親しんでおり、お城に映し出される神秘的なお姫様を通じてプロジェクションマッピングというものに出会い、たびたび感動の渦に巻き込まれていました。

そうです、私はまさにこの業界からすると完全に「お客さん側」の人です。

ただ、この「お客さん」感覚が、私の広報・PRの技量を深めたと言っても過言ではないのです。

広報担当者に必要な「お客さん目線」とは

「好きこそ物の上手なれ」とはよく言ったものです。

各業界の広報担当者は、担当商材の話をさせたらものすごく熱いです。暑苦しいです。演技ではなく本心だから余計に怖いです。

それらの熱き魂の根底にあるのは「消費者(ユーザー)目線」。いち消費者として広報の対象の物事を愛していて、かつ認知拡大のために効果的な方法を探り当てます。自分の心理を探ればヒントがたくさん出てくるので、非常に効率的です。

ものづくりをしていたり、自社の中ばかりみていると、結構忘れがちなのは「世の中からどう見られているか」「世の中での自社の立ち位置」といった客観性です。

ここのコントロールを司るのが広報担当者。会社の中も外も、常に目を見張っています。

わかってくれる人だけに伝わればいいのなら我が道を進めばいいのですが、世に広めたい!この良さをたくさんの人に知ってほしい!というのであれば、実際に自分が消費者の立場になるほかありません。

仕事を一旦忘れ、いち消費者に戻って想像を張り巡らせてみてください。

(もちろん、感覚だけでなく裏付けとなる客観的データも必要です!)

例えば「美味しいご飯が食べたい!」という人には、どんな情報を届けたらいいと思いますか?

”ご飯が美味しく作れるフライパン”の情報を届けるのはちょっと違いますね。惜しいけどそうじゃない!という感じです。

あなただったら美味しいご飯が食べたい時、どんな情報が欲しいですか?

レストランのガイドブックやアプリ、SNSコンテンツを届けてもらうのが概ね正解でしょうか。はたまた、グルメで有名な人がおすすめするお店に行ってみたい、かもしれませんね。

そういう発想の中に「広報の基本」が隠れていたりするので、常に情報を受け取る立場になってみると良いアイデアが降ってくるはずです。

的確にアプローチをするには、どうするべきか?

「敵を倒すにはまず相手を知れ」という言葉の通りに、アプローチする相手をよく研究することが必要です。

もちろん届けたい相手は敵ではありませんし、倒さなくてもいいです(笑)

イベントに来て欲しいお客さんは、普段どんなメディアを見ますか?

アート好きな人は、普段どんな行動をしていますか?

自社で働いて欲しい人材は、仕事に何を求めていますか?

まずはそのあたりから探ってみましょう。きっと最良のアプローチの糸口が見つかるはずです。

届けたい相手に、きちんと届ける。郵便屋さんのように上手くできればいいのですが、戦略的な施策がないとスパッと届かないのでなかなか難しい。

イベント開催したのに集客がボロボロ!そんな時も、おそらく「届くべき人」に情報が届いていないのですね。

迷ったら、まずは届けたい相手の顔を思い浮かべてください。ここからは想像力が勝負です!

せっかく良い物をつくったら、たくさんの人に見てもらいたいですよね。わーすごい!って感動してもらえたら本望でしかない。

そんな夢ある世界をつくれるのも、まずは広報力です。

次回は、広報にまつわるこぼれ話や具体的な手法などにも触れて、広報のヒントをシェアしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします!

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コメント

  1. 広報の力は、絶大です。どんないいものを作っても周知されなければ、自己満足になってしまう。頼りにしてます!

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