皆さんこんにちは三代です。
ちょっとした日々の自動化、困ってませんか?
- 同じタスクを毎回繰り返している
- 自動化したいけどプログラミングはわからない
- 外注でツールを作ってもらうほどでもない
そんな方にぜひ使っていただきたいツールです。
今回ご紹介するのはn8nというツールです。公式サイトはこちら
すでにIFTTTやZapierを使ったことある方は理解が早いかもしれませんが、要は色々なサービスとサービスをつなげて、処理を自動化しちゃいましょう!といったものです。
細かい説明は省いて何ができるのかユースケースから見ていきましょう。
主なユースケース
メールの自動通知
すぐに返信しないといけないメールがあるが、いつも見逃してしまう。この特定の人からのメールだけLINEで通知してほしい。
→ Gmail連携とLINE連携で実現可能!
返信自動化
営業メールに対しては無視or定型返信、アポ取り等の内容に関しては、自動でカレンダーの空きを確認して空いている時間帯を提案して、相手の返信によってはカレンダーに予定をいれるところまでやってほしい。
→ Gmail、AI、Googleカレンダー連携で実現可能
リサーチ自動化
先週リリースした〇〇についてSNSの反応を調べているが、同じキーワードで毎日検索をするのが大変で自動化したい。
→ 検索ワードを登録し、自動でヒットしたものをスプレッドシートにリストする等で実現可能。
経理自動化
経費精算で毎回レシートを手入力するのがめんどくさくてミスの原因にもなるので自動化したいが、楽々精算等を導入するほどでもない。
→ Google Drive、AI、スプレッドシート連携で実現可能。
ごくごく一部のユースケースを紹介させていただきました。
要はサービスAの出力を元にサービスBにそのまま人間の手を使わずに連携をし、またその結果を元に別のサービスに繋いで、と連携をさせていくツールとなっています。
それをノードベースでコードを書かずに行えるため、自動化ツールが非エンジニアでも作成可能になっています。
操作画面
ノードを繋いていくと言ってもピンとこないかもしれませんので実際の画面を見てみましょう。

こちらは経理自動化のワークフロー例です:
- スタート: 左端の矢印ボタンがトリガーとなり、ワークフロー全体を起動します
- データ取得: Google Driveから特定フォルダのレシート画像を自動取得
- AI処理: 画像をAIが分析し、金額・日付・勘定科目などを抽出
- データ整理: Google Sheetsと連携し、AIが自動的に経理資料を作成
- 通知: すべての処理完了後、LINEに通知が届きます
これらは単純な配置ですが、実際の運用には各サービスへのログインやAIのプロンプト設定などが必要です。ただし、一度設定すれば自動化されるため、長期的には大きな生産性向上につながります。
ポイントはノーコード
「結局プログラミングに近いじゃん」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、n8nの本質的な価値はノーコードであることです。
上記のワークフローを完成させるにあたって、コードを書くシチュエーションは全くありません。ChatGPT等でコードを生成させられる世の中になったとは言え、ノーコードに叶うものはありません。
効率化だけではなく新たな価値創造も
上記で挙げたユースケースは無駄な時間を削減する、言ってみればマイナスをゼロに近づけるものでした。そうではなく、ゼロをプラスにすることも可能です。
ノーコードでサービス同士を繋いでいき自動化するツールはn8n以外にも数多あります。n8nがその中で特殊なのはAIとの連携を実装している点です。
余談ですが、AIと書くと簡単そうに思われますが、実際ソフトウェアの中にシームレスにAIを組み込もうとすると、まだその仕組みが完全に確立されていないこともあり、うまく制御できずに苦戦することが少なくありません。
そういった環境の中で、少なくともノーコードでシームレスにAI統合ができるツールは今現在n8nとDifyという2つしか存在しません。
AIとの統合によりどのように新たな価値を生むのか、こちらはビジネスアイデアを思いつく皆様次第ではありますが、初歩的なアイデアをいくつか考えてみましたので参考として書かせていただきます。
LINE+AI連携による占いサービス
一時期AIによる占いサービスが流行りましたが、それをノーコードで作成可能です。(占いの的中率に関しては考えないことにしますが笑)
AIがなければできなかったものなので、これは新たな市場を作っていると言えます。
マルチエージェントシステム
法律に関してAIと相談したり、幅広い選択肢を検討したい場合に、1人のAIと会話をしていると自然と会話の視野が狭くなってしまい、AIも人間も他の選択肢を見失ってしまったり、初歩的なミスに気がつけなくなってしまう場合があります。
その際にAIが応答を生成したときに、「本当にその応答は適切か?」というのを別のAIに見てもらって、修正をしてもらってからアウトプットしてもらうような仕組みを構築可能です。
- 応答が必ず日本語になっているかチェックするAI
- 個人情報が含まれていないかチェックするAI
といった形で専門の責務を持ったAIを切り離して置くことで、より意図した動作を期待できます。

イメージ的にはこのようになります。黄色い付箋を貼っているのがAIへの指示のイメージです。
このように一つのタスクを複数のAIで行うことを「マルチエージェント」、1人のAIが複数のAIに対して指示をだして、より大規模に大きなタスクを進める構成を「AIオーケストレーション」なんて言ったりします。
おわりに
私、三代自身はこのn8nを半年ほど使っており、AIを使ったツール開発のプロトタイピングツールとして最適だと感じていますので、ぜひ日本でも広がってほしいなと思いまして紹介させていただきました。
奥が深いためこの場では細かい使い方は割愛しますが、機会があればどこかでn8nを使ったシステム構成を解説できればと思っております。










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